こんにちはコアラボ八丁堀店の鈴木です。
今日の天気は4月なのに最高気温7度ととても寒い日になりそうですね。
雨も降っているので皆さん温めてお出かけください。
さてさて、昨日電車の中でとても気になってしまったのが「ため息」。隣に座っていた方、推定50代位のサラリーマンでした。
満員電車で大体5分おきにため息を繰り返す男性。私が隣に座ってから3度はため息を聞いたのでそれより前からだとしたらもっとしていたのかもしれません。
そのため息を聴きながら、わぁこの人疲れているな〜と思うものの、ため息つきすぎでは?とも思ってしまう程。
そして何故か、ため息っていつの間にかマイナスのイメージを持っていませんか??
ため息の意味を考えてみましょう。
ため息をついてカラダをリセット!!
「ため息をつくと幸せが逃げるよ!」や「ため息つかないで!!」と一緒にいた方に言われたことございませんか??
なのに、ご自身がため息をつく時の事を考えてみてください。ため息をつくと一瞬でもカラダが楽になりませんか?力が抜けませんか?
ため息=悪いもの!!ではなくため息をつく事はその人がカラダのリセットをしていると考えてあげてください。
ため息が出るときというのは、ストレスや考え事が多くカラダが緊張して呼吸が浅くなっている時。そして交感神経が優位になっている時です。
なんども自律神経のお話はさせて頂いてきましたが、人間にとって必要不可欠な自律神経。自律神経には活発な時、興奮状態、ストレスなどがある時に優位に働く「交感神経」とリラックスしている時、睡眠前に優位になりやすい「副交感神経」とがあります。交感神経も副交感神経のバランスはとても大切な事ですが、ストレス社会の現代は副交感神経が優位になってしまっている方が多い。
1日慌ただしく動いて仕事をして疲れているのに、なかなか寝付けない経験をした事ございませんか?明日の予定の事が楽しみすぎて寝れないという経験した事ございませんか?そういった時は「交感神経」の働きが優位になっているからです。
そして「ため息」をついてしまう時はこのカラダの緊張が高まり、呼吸が浅くなっている状態、交感神経が優位になっている状態を一旦ため息をつく事でリセットし、カラダの緊張をとろう、呼吸をしっかりしようとカラダが本能的に元の正しいリズムに戻そうとしている状態なのです。
なので、そんな状態の人に向かって「ため息つかないで」「ため息をつくと幸せが逃げるよ!」というセリフは余計にストレスを与える発言になるので少し注意した方が良いかもしれませんね。
そしてあんまりにもカラダの疲労、ストレスが酷くなりすぎるとこの「ため息」すらつくのを忘れてしまうそう。
なので、まだ「ため息」をつけている状態というのはカラダは戻ろうとしている働きがある!!
ため息にはしっかりとした良い意味があります。
人前でのため息のつき方!!
嬉しいことにご自身にとってのストレスって何が原因か「ため息」でわかりますよね。
仕事のどんな事をしている時にため息が出ますか?彼氏、旦那さんと一緒にいてどんな時にため息が出ますか?
自分のストレスの原因を知る事は改善、対策もしやすくなるかと思います。ため息は悪いものと思わず、ため息つきたくなったらため息は我慢せずつきましょう!!
ただ、公共の場、人の前の時はため息ではなく「深い呼吸」鼻から長く息を吸って、ゆっくり出す!!をしてあげると周りの人にとっては迷惑ではないと思います。これだけでもカラダの力は抜けてきますよ!!
人のため息がストレスになってしまう方、迷惑になってしまう方も多いので公共の場では注意しましょう!!