こんにちはコアラボ八丁堀店の鈴木です。
前回のブログでも少しお話をさせて頂きましたけれど、全身の歪み、カラダを支えるのには安定した「骨盤」が大切になってきます。
この安定した骨盤を作るには「内転筋群」「外転筋群」の筋肉の働きがとても下半身では重要となってきます。
特に出産後、生理などを繰り返している女性は「内転筋群」が弱まりやすい傾向にあります。
では内転筋群って何なんでしょう?
簡単に今日は内転筋群についてお話をさせて頂きます。
内転筋群って何???そしてどこの位置にあるの??
①大内転筋・・・内転筋群の中でもっとも大きい筋肉。そして強い力を発揮してくれます。
②短内転筋・・・恥骨筋、長内転筋の深部にある筋肉。そして大内転筋の前側に位置します。
③長内転筋・・・こちらも大内転筋の前に位置します。
④恥骨筋・・・恥骨筋は内転筋群の中でもっとも上部に位置する筋肉。
⑤薄筋・・・長い帯状の筋肉で、内転筋部でもっとも内側に位置する筋肉です。
と内転筋群と行ってもこんなにたくさんの筋肉が腿の内側についています。
大きさも筋肉によって様々。日常生活程度の動きだとあまり使用されない筋肉なので自ら鍛えてあげないとどんどん緩んでいくのです。
私も最近全くといってよい程筋トレをサボりがち・・・。内腿の筋肉をしっかりと整えて姿勢美人さんを目指さなきゃです!!!
では一つ一つの筋肉の働き方を簡単にご説明させて頂きますね。
内転筋群の作用
①大内転筋
起始:坐骨結節、坐骨恥骨枝
停止:大腿骨粗線内側唇、内側上顆
・股関節の内転
・股関節の内旋
・股関節の伸展 の働きに作用します。 運動だと「平泳ぎ」「乗馬」などで使用される筋肉です。
私は平泳ぎが苦手何です。この筋肉がうまく使えていないんでしょうね泣・・・・。
②短内転筋
起始:恥骨下肢の下部
停止:大腿骨粗線内側唇
・股関節の内転
・股関節の屈曲
・股関節の内旋
③長内転筋
起始:恥骨上肢
停止:大腿骨粗線内側唇中部1/3
・恥骨筋とともに軽度の外旋作用
・股関節の内転
・股関節の屈曲
④恥骨筋
起始:恥骨櫛
停止:大腿骨粗線の近位部、恥骨筋線
・股関節の内転
・股関節の屈曲
・股関節内旋
⑤薄筋
起始:恥骨結合のした全面及び恥骨弓上部
停止:脛骨の内側面
・股関節を内転
・股関節の屈曲
・ひざ関節の屈曲
・下腿部の内旋
などの働きがあります。内転筋群のほぼ作用として「股関節の内転」「股関節の屈曲」「股関節の内旋」がありますが少しずつ働きが一個一個と変わってきます。
内転筋群が弱っていると
・カラダのバランスが崩れやすい(骨盤が歪みやすい)
・O脚になりやすい
・代謝が落ちやすい
・足が閉じにくい
といった事が出てきます。よく電車の中に座っていても足が開いちゃっている方いますよね?
そういった方は内転筋が弱まっている方が多いと思われます。
日頃から内腿のエクササイズ、ワイドエクササイズ、ジムなどにいってヒップアダクションマシンを用いる事もオススメですが、デスクワーク時に内腿に分厚い本などを入れて落ちない様にしながらデスクワークをする事もオススメです。周りに注意されない程度にやってみてください笑。
内腿が鍛えられてくると自然とカラダのポジションもよくなってくるかもしれません。そして下半身の代謝アップにもつながりますよ!!