デスクワークで毎日長時間お仕事されている方は肩こり、首こりも多いですが長年デスクワークをお仕事にされている方、30代半ばから40代を過ぎてくると一気に「腰痛」持ちでお悩みのお客様が増えてきます。
座り仕事は立ち仕事よりも腰への負担がとても大きいと言われています。また姿勢が悪い状態が続けば続くほどその負担はもっと大きくなります。
骨盤と腰痛の関係
腰痛の原因は「骨盤」の歪みと大きく関係があります。骨盤を立てて座れない状況が続く、骨盤がアンバランスな状態だと骨盤から繋がっている背骨特に腰椎(腰の骨)には負担が大きくかかっていきます。また座っている状態で既に腰だけではなく上半身のバランスは崩れていきやすくなります。
骨盤は上半身と下半身をつなぐ重要な部分です。骨盤の内側には腸や子宮などの大切な内臓も包まれています。上半身が崩れは内臓も下垂しやすくなり圧迫もされやすくなります。それにより内臓の働きの低下、血流不足、胃腸の調子が悪い、生理痛、消化不良などの原因にもなると言われています。
よく正しく座ろうと頑張っているのに気がつくと姿勢が崩れてしまうという方がいらっしゃいます。
その状態既に背骨・骨盤が歪んでいる、骨格を安定させる筋肉がないのが原因かもしれません。
姿勢が悪くなるという事は既にカラダ(骨格)のバランスが崩れている。
骨格のバランスが崩れているという事は神経の伝達も下がりやすくなる傾向にあります。神経の伝達が下がる事で筋肉がうまく働かない、血流不足になりがちそれらによってカラダへの酸素の伝達もうまく働かないなどの影響にまで繋がります。
骨盤が歪むとどんな症状がでる?
・姿勢が悪くなる
・下半身がむくむ、太くなる
・冷え性
・呼吸が浅くなる
・肩こり、腰痛に悩む
・頭痛がある
・疲れが取れない、だるい
・生理痛やPMSに悩まされる
などの状態へと向かっていきます。
ただ骨盤や背骨が歪む原因はほとんどご自身の日常生活の習慣です。
骨盤が歪む原因は??
例)長時間デスクワークをしている際に・・・。
・足を組んでしまう
・頬杖をしている
・集中し過ぎて休憩を取らず仕事をしている
・椅子が高すぎる、パソコンの位置が低すぎる
・パソコン画面に対して斜めに座る
・作業スペースが狭すぎる
こんな状態になっていませんか?
特にお仕事は集中すると休憩を取ることを忘れがち。飛行機に乗るとエコノミー症候群を気をつけましょうと同じようにデスクワークでも長時間座っている事はカラダにとっては大きな負担になります。
適度に動いてあげる事により凝り固まったと思う部分はストレッチをしてあげましょう。最低でも1時間に1回は動くことを意識して。
特に肩甲骨周り、首、お尻、ハムストリング(腿の裏面)などの筋肉は長時間座る事で負担が掛かってきやすい部位です。定期的にストレッチをする事で1日の疲れ具合がだいぶ変わってきます。
デスクワーク時の正しい座り方
・長時間のデスクワークの際座るときは坐骨を立てて座りましょう。
・肩の力は抜いてあげましょう。
・お臍の下丹田(タンデン)に力を入れて背もたれに寄っ掛かり過ぎないようにしましょう。
・足はしっかりと床につけましょう。
・座っている時も重心は真ん中(自分の軸)、左右の均等なバランスは大切です。
コアラボではデスクワークの合間のストレッチ方法、自宅でのストレッチ方法などもお伝えしております。