こんにちはコアラボ八丁堀店の鈴木です。
3月に入り、気温も高くなって嬉しいと同時に女性にとっては日焼けが気になる季節となってきました。
まだ夏じゃないし大丈夫!!と思っている方危険です!!
3月に入るとグーーんっと紫外線の量は増えてくるのです。冷え込んで乾燥している冬でお肌は乾燥気味で敏感になっています。そんな時に急激な気温変化、花粉時期、そして一気に紫外線まで強くなる。春はお肌トラブルが起こりやすい時期でもあります。
こんな時期でもポカポカ陽気が気持ちよくてお散歩したり、お花見に行きたくなってしまいますよね。
そんな時はSPFの低い日焼け止めをしっかりと塗ってお出かけをしましょう。
SPFって数字が高い方が良いんじゃないの?と思われる方も多いかと思います。ただ特にお肌が敏感な方こそSPFは低い方をオススメします。
というのも以前紫外線の強い海外で生活をしていた時に日焼け止めでお肌がボロボロになってしまった経験を元に書かせていただきました。
SPF、PAって何??
よく日焼け止めに記載されているSPFとPAの違いを紹介させて頂きます。
紫外線には主に2種類の紫外線があります。
紫外線A波・・・肌の奥まで届くA波。じわじわと肌に影響。しわ、たるみの原因になりやすい。
紫外線B波・・・肌を赤くするB波。シミ、そばかすの原因になりやすい。
日焼け止めや、下地などによく表記されているSPFは紫外線B波を防ぐ数値、PAは紫外線A波を防ぐ数値。そして多くの方が意識しがちなのがSPFの数値が高い日焼け止めではないでしょうか?確かにSPFは高い方が効果が高そうに見えますが・・・。お肌が弱い時期、お肌が敏感な方は注意がとても必要となってきます。
SPFが低い日焼け止めがオススメな理由
①SPFの数値の理由
SPFの数値の意味は「日焼けをどれくらい遅らせられるかの時間を表す数値」。SPF30だから30倍遅くできる訳ではなく、SPF1に対して大体個人差はあるものの15分〜20分遅らせる事ができると言われています。その為単純計算(20分にした場合)20×30、600分(5時間)遅らせる事ができる、SPF50(20分にした場合)20×50、1000分(約17時間)遅らせる事ができます。
ちょっと近くまでのお買い物、1、2時間のお買い物でSPF高い日焼け止め必要ないかと思います。
②SPFが高いほどお肌へのリスクも高まるから
SPFが高いほど紫外線吸収剤が含まれる物が多いから。
日焼け止めには紫外線散乱剤が含まれるものと紫外線吸収剤が含まれるもの、また両方が含まれるものとあります。
紫外線散乱剤とは・・・紫外線を反射、散乱させる。汗などに弱く取れやすい為夏などは塗り直す必要がある。天然な成分が多い。
紫外線吸収剤とは・・・紫外線を肌に吸収せずに日焼け止めを塗る事で代わりに吸収してくれる。化学反応で効果が薄まる為塗り直しが必要。また稀に敏感なお肌の人には合わない人がいます。化学合成の成分が多い。
その為ノンケミカルという日焼け止めやSPFが低めの日焼け止めにはこの紫外線吸収剤が含まれていない物が多く販売されています。
また日焼け止めを塗らなくてもファンデーション、化粧下地にもこれらが含まれている事が多いかと思います。
その際に更に日焼け止めでも紫外線吸収剤を塗ってしまうのは敏感肌の方にとっては少し負荷がかかり過ぎている可能性があります。マリンスポーツ、アクティブスポーツで長時間外出をされるような事が無いようでしたらお肌に負担の少ないSPFが低い日焼け止めをオススメします。
③結局日焼け止めは塗っても個人差があるから
そしてSPFの数値は先ほどもお伝えしました通りどれだけ日焼けをする時間を遅らせられるかです。ただだからと言って、高い数値を塗っておけば1日放っておいても大丈夫という訳ではありません。②でも言いました通りSPFは高くても低くても結局汗で取れてしまう、効能的にも塗り直す必要があるからです。山登り、マリンスポーツなどで何度も汗、水に濡れてしまう場合は高いのを使って、日常生活程度の日焼け止めは出来るだけ低い物を使った方がお肌への負荷は少なく済むのでは無いでしょうか?
1年中SPFの高い日焼け止めを使うのではなく、場合によって少し使い分けてあげる事をオススメ致します。
せっかく綺麗なお肌を保ちたく塗ったはずの日焼け止めて肌トラブルを起こさないようにご自身に合った日焼け止めを探してあげましょう。